バコロドのマスカラフェスティバル(Masskara Festival)
10月16日(金)〜18日(日)の週末、バコロドではマスカラフェスティバル(MassKara Festival)という年に一度の大きなイベントが行われまして、僕もイベント会場に足を運んでみましたので紹介したいと思います。
バコロド市はフィリピンで4番目に大きな街だそうで、人口は約50万人。「微笑みの街」としても有名でフィリピンの中でも治安の良い街だそうです。実際に住んでみて、確かに街の人達は優しくフレンドリーな人が多い印象ですね。
で、実際なぜ「微笑みの街」と呼ばれているのか調べてみたところ、Wikipediaにはマスカラフェスティバルと絡めて、このように書かれていました。
「微笑みの街(City of Smiles)」の異名どおり街の気風は親しみやすい。市制施行記念日の10月19日に行われるマスカラ・フェスティバル(MassKara Festival)が盛んであるが、これは砂糖の市場価格が下落しバコロドとネグロス島に飢餓と貧困が襲った1980年から開催されているもので、陰鬱な雰囲気を払拭し「微笑みの街」を取り戻すために始まった祭典である。「マス」は「多数の人々」を、「カラ」はスペイン語の「顔 cara」を意味する語で、「多くの人の微笑み」を意味する造語であった。
伝統的な行事かと思っていましたが、1980年から始まったとのことで、比較的新しいお祭りだったようです。日本人の感覚からすると、祭りというのは歴史が長いと思いがちですが、国によっては戦争や革命、植民地など国家が頻繁に変わることが多く、それをきっかけに文化もガラリと変わってしまうこともあります。むしろこれだけ長い期間、同一国家である日本は極めてまれな存在です。
さて、マスカラフェスティバルは、バコロド市のメインストリートである、ラクソンストリートとその周辺地域で行われました。メインのパレードはラクソンストリートで開催。昼と夜にパレードが行われ、僕は夜のパレードを見学しました。
本当は昼も見学したかったのですが、何時にどこで始まるのか詳しい情報が得られず、見逃してしまいました。フィリピン人先生に聞いても、これくらいの時間なんじゃないかなぁ、といった返事で。まぁそんなところにフィリピンっぽさを感じます。
夜のパレードは18時半から、という情報を得たので、僕は友人とパレードが通るのを道の脇で待ち構えていましたが、結局始まったのは19時過ぎ(笑)。
ディズニーランドのエレクトリカルパレードさながらの電飾ギラギラの山車がストリートを練り歩きます。といっても10台くらいでしたかね。もちろんあのほほ笑みの仮面をつけた人々も登場します。
パレード以外はメインストリートの両サイドに出店がならび、そこでビールを呑んだりチキンを食べたりすることができます。日本のように買って歩きながら食べるのではなく、テントの下でのイートインスタイルがここの主流のようですね。 お店の人に聞いたところ、出店するにはお金を払う必要があるそうです。ここに出店している日本人の方と知り合うことができ、フィリピンのこととか、将来の事とか、いろいろお話させていただくことができました。こういう出会いも異国の地ならではですね。
さらには、ドイツ人の留学生女の子二人組を僕の友人がナンパに成功(笑)。聞けばなんと19歳! 若いっていいですね(笑)
バーに行ってお酒をのんだり、ガバメントセンターで行われた花火を一緒に見に行ったりして、いきなり国際交流ができました。英語が話せるって素晴らしいですね。Yくん感謝!!
その花火なんですが、もちろん日本の花火と比較すればショボいです。。でも、まさかフィリピンで花火が見れるとは思ってもいなかったので、ちょっと感動しました。
留学最初の週末でいきなりこうしたイベントだったので、かなりラッキーでした。
ではまた。